登米市迫町にパソコンやSNSが苦手な経営者向けにWEBマーケティングを提供する会社があります。
起業してもうすぐ3年。
お客様からは実直で誠実な仕事ぶりを評価され、飲食業、小売業、サービス業、一次産業など、広い分野で仕事を依頼されるまでに成長しています。
この記事では、BANSOUさんがどのような業務をしていて、どんな分野に力を発揮しているのかを紹介していきます。
一般社団法人BANSOUとは?どんな会社?
一般社団法人BANSOUは迫町佐沼字大網318-1のコンテナおおあみ2階のコワーキングスペースに事務所を構え2020年4月1日に起業。
(現在は宮城県登米市登米町寺池辺室山17-1 手のひらに太陽の家 クラムボンに事務所を構えている)
BANSOUさんはホームページ制作・運用代行、LINE公式アカウントの制作・運用代行、ふるさと納税に関する業務、Instagramの運用代行などインターネットを使って集客をするお手伝いをする会社です。
前職では実店舗の運営も経験しており、WEBだけの施策ではなく実店舗との繋がりを意識した仕事がこだわり。
実際に代表の氏家さんはお客様の店舗や職場に出向いて、顧客のお客さまを感じながら仕事をすることが多いそうでご自身の事務所にはいないことが多いそうです。
加えて、実際にお客さまの立場で店を利用することで、本当に役に立つホームページ、SNS、LINE公式アカウントとは何か?とお客さま目線で考えながら提案をしているそうです。
具体的にどんな工夫をしているのか聞いてみると、例えば、『ふるさと納税の業務では、「お客さまはどのような検索意図で商品にたどり着くのか」を調べて手を打つことで興味を持ってクリックしてもらえる数を増やすことに役立てるし、「同じ商品群で、実績の高い商品の特徴はどんなものか」を調べることで顧客の商品の「見せ方(写真、バナーデザイン、セールスライティング)」を改善するヒントがこれでもかというほど見つかります。
パソコンが苦手な方からすると、それなりに出来る人は魔法使いの様になんでも出来ると思われがちですが、実際の行動は地味な分析と改善の繰り返しです』と素人にも分かりやすい言葉を選んで教えてくれました。
お客様の情報は言えないそうですが…市内の飲食業、小売業、サービス業、一次産業など、幅広い分野のWEBマーケティングの支援をしているのだとか。
その他に、開業3年目は自ら企画した事業で、石越醸造株式会社さん、西城酒店さん、漫画家の菅木あゆむさん等とコラボレーションして、これまで世の中になかった価値を創造し、新たな顧客の開拓に挑戦しているそうです。
一般社団法人BANSOUにはどんなサービスがあるの?
ホームページ制作(Wordpress、BASE、STORES等)
ホームページは、24時間働いてくれる営業マンのような存在。
でも、自分からは動くことが出来ないので、SEO(検索エンジン最適化)など定番対策の他、WEB広告、紙広告、SNSなど、人が多くいる場所から営業マン(ホームページ)まで導線を構築する必要があります。
小さな会社も当たり前にホームページを持つ世の中で、作っただけでは集客に繋がらないのは当たり前。
いかに自社にとって良いお客様に興味を持っていただけるかが勝負所です。と氏家さん。
ホームページやECを作る際に気をつけることは、「作ってもらうまでも大事なのですが、そのあとのメンテナンスや仕掛けを自分自身でコントロールする事が出来るか」を重要視して、お客様に提案しているとのこと。
LINE公式アカウント制作及び運用代行
最近、LINE公式アカウントを使っている小売業さん、飲食店さんが増えていますが、作っただけで運用できていないことが多いなと感じているそうです。
BANSOUの氏家さんは、LINE株式会社が実施している試験に合格し、「認定資格 LINE Green Badge」を2021年に取得し、2022年も更新試験に合格して知識や情報をアップデートしてお客様に提供できる価値を更新しているそうです。
その理由を聞くと、「LINE公式アカウントはシステム自体の改善スピードが速く、使い勝手がどんどん良くなっていきますが、逆を言えば専門の担当者がいない企業ではあっという間に置いて行かれてしまいます。常に研究して、顧客企業に役立つ情報を提供し続けるのが、その手段を提案した責任」と教えてくれました。
たしかにLINE公式アカウントを使っている企業さんは多くなってきたけれど、上手に使いこなせている企業さんは少ないなと消費者目線でも感じているので、プロならなおさら感じるんでしょうね。
ふるさと納税業務
(初期設定、商品開発、撮影、バナーデザイン、セールスライティング等)
ふるさと納税に商品を出品するためには、事務手続き、掲載するまでの設定、商品の写真撮影、撮影した写真をより魅力的に感じさせる加工(バナーの作成)、商品の魅力的なPR文の作成など、本業が忙しい方にはなかなか取り組みづらさがあります。
そんな時に、お付き合いのある取引先から、「ふるさと納税の設定とか、いろいろお願いできない?」と相談があり、そこから、ふるさと納税を実施している各社のマニュアルを読み込み、売れている商品の特徴や魅せ方などを研究し、「ふるさと納税代行業務」をサービスの1つに育てたそうです。
これは取材をしていると、「実店舗」&「WEBマーケティング」の知識と経験があるからこそ成立するサービスだなと感じました。独立している1つ1つの技術(マーケティング、データ分析、バナーデザイン、文章作成、事務処理能力など)も大切だけれど、その能力の掛け算があるからこそ任せることができるんだなと納得してしまいました。
Instagram運用代行
Instagramは個人的に使う分には気軽に始められますが、仕事で使おうとすると急に難しくなるそうです。
成果を出すためにどんなことが必要になるのか、売上に繋げるためには何をすれば良いのか?
そんな課題を抱えた企業から運用代行を依頼され、今では飲食業、サービス業、住宅メーカーなど県外の仕事も受注するほどになっているそうです。
コツを聞くと、「データ分析と改善という地味な仕事に、毎日新鮮な気持ちで取組み続けられる好奇心が大切ですかね」と、ここでもマーケティングという言葉に対して持っていた派手なイメージとは真逆の回答をいただきました。
サービス価格
ご予算に関しては、ある程度の目安 はあるものの、求められるものによって業務量が大きく変わります。お話を聞いた上でお見積もりをしているので、納得した上で依頼しやすいと評判とのこと。
(お見積もり作成のためのヒアリングは、1時間5000円:お金を支払う分、遠慮なく断れることも好評とか)
営業時間、アクセス、駐車場情報
営業時間は午前9時から18時頃まで。
1人で仕事をしているため、取引先で仕事をしていることも多く、事前に電話やメールなどで約束をしておくことで確実に会えるようです。
取材でここまで聞いてみると、これだけ多岐にわたる業務を9時~18時で一人でするには無理があるように感じて質問すると、「営業時間は9時~18時ですが仕事をしている時間は4時~23時くらいですよ。」とだいぶ引かせてもらいました…。時々感じる修行僧のようなストイックさには、こんな裏があったんですね…。
お体にはお気をつけて!
駐車場は、カフェが併設されているためお昼頃は埋まっている可能性が高く、こちらも「事前にご連絡を頂ければ、ご案内いたします」とのことでした。
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