登米市迫町大網にできた新たなコワーキングスペースENGAWA(えんがわ)をご存知でしょうか?
アルテラスおおあみの道路側の2階に、移住してきて1年の青年が2022年10月1日にオープンさせました。
記者の私も独立しているので、起業の大変さというのは知っているつもりですが、まったく知らない土地に家族で移住してきてから1年で起業するというのは、とんでもない行動力とスピード感だと尊敬せずにはいられません。
さっそく、この興味深い「コワーキングスペースENGAWA」を取材していきたいと思います!
縁屋とは?どんな会社?
縁屋(えにしや)さんは、登米市迫町佐沼大網390−15 アルテラスおおあみB4に事務所を構え、観光コンテンツやイベントの企画、コワーキングスペースの運営を行っています。
代表の志田さんは、2021年10月から地域おこし協力隊として登米市のまちづくり推進部観光シティプロモーション課に在籍しているそうですが、基本的には金曜日と土曜日の週2日ご自身の会社の運営に使っているそうです。
「縁を頂き、登米市に来てENGAWAで人と出会い、縁を円で結べるように」という想いを込めて、ENGAWAと名付けたそうです。代表の志田さんが何を大切に思い、何を大切にしていきたいのかが伝わってきて、聞いていて心が温かくなりました。
縁屋はどんなサービスを提供しているの?
ENGAWAはコワーキングスペースを提供するサービス。
コワーキングスペースとは、異なる職業や仕事を持つ利用者たちがオフィス環境を共有し、交流できるのが特徴のスペースで、これまでは会議利用や、イベントスペースとしてのご利用が多いそうです。
利用方法は、予約サイトで「DROP IN(1日4時間の利用~)」「EVENT(1day)」「CHALLENGESHOP(1day)」「月間利用MONTHLY(1ヶ月)」等からどのように利用するかを選び、次に希望する日時を選び、名前、メールアドレス、電話番号などを入力し、内容確認をして申込となります。
ECサイトなどで有名なSTOARSの予約システムを使っているので、分かりやすいし安心して使えるところが良いですね。
高校生などの若者世代にも使ってもらうこともあり、登米市の新たな可能性を紡ぎだす場所としても期待されます。
また、縁屋さんの事業ではないものの、登米市の観光シティプロモーション課の事業としてゼロから企画を立上げ実現までこぎつける手腕、企画力、行動力、実行力、応援してもらえる人間性、どれをとっても今後の期待をせずにはおれません。
地方において新しいことを生み出すというのは、地元の人間であっても大変ですよね。
それを移住者・よそ者として実現までこぎつけるには、多くの壁があったことが容易に想像できます。
実際に聞いてみると、「もちろんそういう側面がないわけではないけれど、応援してくださる方の方が多く、ひとつひとつが勉強になっている」と満面の笑みで語る様子には志田さんの芯の強さを感じます。
営業時間、アクセス、駐車場情報
基本的な営業日と営業時間は、金曜日と土曜日の午前9時から17時まで。
(LINE公式アカウントでは、今週の営業時間を連絡してくれるので登録してみてください)
現状は、登米市の地域おこし協力隊として活動しているため、そちらの活動を優先し、休みの日や勤務時間外に営業をしているそうです。
駐車場は、ENGAWA(コワーキングスペース)の入るアルテラスおおあみの駐車場を使うことが出来るようです。
建物の周囲に駐車スペースが複数あるので、安全に停めることのできる場所に駐車してご来店くださいとのこと。
新しい登米の姿を共に考え、共に作っていける仲間との縁を結ぶために訪問してみては。
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